患者さんがいない時に書く日記

趣味多めの薬剤師の暇つぶしブログ

音楽を始めた理由ってなんだ

ども、今日はすこーし忙しいですが今は落ち着いています。抗原検査キットがパカスカ売れます。売るのめんどいからお金だけおいて持って帰ってくれ~~~~。

 

さて、最近音楽を始めた理由について聞くことが多くて自分はどうだったのかなと思い振り返ってみることにしました。

 

まず、音楽を自発的に聴こうと思った頃の一番初めの記憶は親が運転する車の中でした。僕はまだ幼稚園にいたころだと思います。
矢井田瞳の「over the distance」を聞いた時に親に初めてもう一度再生して欲しいと言った覚えがあります。遠出をした帰りだったのですが帰宅中、ずっとこの曲をリピートしてもらっていました。音楽が好きになった分岐点はそこだと思います。リピートボタンを初めて押した感触、風景(大阪~三重への高速道路、夜だった)はまだ鮮明に覚えています。

また母親がクラシックピアノを弾いていて家ではよくピアノ(よくミスタッチしていたけど)のきれいな旋律が響いていて心地いいなと思っていたのも音楽好きになる理由だと思いました。

中一になり兄のおさがりのMDプレイヤーをもらい親が音楽を流すのではなく自分が好きな音楽を自発的にいつでも聞けるようになりました。MDは家に山ほどあった(車内で聴くために親がたくさん持っていた)ためその中から自分が好きなMDをMDプレイヤーケースに入るだけ持っていきよく寝る前に聞いていました。このころはRADWIMPSを聞いていてベース、ドラム等の楽器隊の気持ちよさを感じていました。

中二になり父親のおさがりアコギをもらいいよいよ自分で音楽を奏でることを知ります。いままでプロの音楽家が録音したMDでしか聞こえなかったコードを自分で鳴らすことが出来る喜びを知ります。

ただ初心者であるため弾ける曲が少なく押さえられるコードも少ないです。そこで自分が押さえることが出来るコードだけで曲を作ろうと思い立ちます。作曲です。
ここにはいろいろ理由があるのですが、スピッツがもともと大好きでそのころスピッツの自伝(結成前から現在までの軌跡)を中学の図書館で借りて何回も読み返していました。その本でプロも初めは当たり前だけど初心者で、下手なりにまずは曲を作って大成していく、ということを知ったのでその一歩の為にも曲をまずは作ってみよう!と決心したことをよく覚えています。

実はそのころのオリジナル曲がYoutubeにありますがひどいものです。歌もギターもリズムも下手。でもそれでいいんです。初めからうまいなんてありえないので......。

ギターを始めるとほぼ同時に作曲をして高校でも作曲を続けました。高2になることにMTRを購入。バンドサウンドでの作曲を始めました。このころは結構本格的にバンド活動をしていて音楽で生きていきたいと思うようになりました。

しかしバンドメンバーはそこまでの意気込みはなく、また進学校の同級生内でできたバンドということもあり高3になると自動的に受験モード。解散となりました。

音楽をするためにはお金が必要だと強く感じていたのでコスパのいい仕事、薬剤師になるため薬学部に進学(他の理由として家系的に医療系が多く医歯薬か旧帝大以外は親にあまり認められなかった......しかも家計的に国公立のみ......元々は旧帝大の工学部を目指していましたがそれ以上の難易度の国立薬学部を目指すことになりました)

 

無事合格(センター試験は国語死んだけど数学両方、物理、化学満点!合計8割ちょっと)し大学生活へ。軽音部に入りがっつり音楽にのめりこむ。オリジナルバンドも本格的に始動しオーディションを受けたりなど精力的に活動できるメンバーだったけどそこまでBIGになれず大学終了と同時に解散。ただ大学ではコピバンを死ぬほどやったのでいろんな曲に出会う。ここでバンドサウンド以外におしゃれ系にもハマる。これは今の僕の作曲スタイルに通ずる。

 

社会人になりようやく高校の頃に計画していた通りお金に余裕が出来て作曲活動を始めるために器材等をそろえ始める。(大学の時に死ぬ気でバイトして器材揃えとけ~~って話...)安っぽい音だとあまり聞かれないことは分かっていたのでしっかりある程度良いもので揃えてがっつり音楽活動をはじめる。

 

というのが変遷。

根底にあるのは自分が生きた証を残す、というのが大きい。

このまま死んだら自分が生まれてきた意味、証拠を残すことが出来ない。それは生まれていないのと同じだと高校のころ、音楽で生きようを思った頃から考えていて今もその考えは変わらない。

ワンピースでも人が死ぬのは忘れられたとき。という言葉があったけど本当にそうだと思う。

僕の曲が多くの人に記憶に残る限り僕が生まれてきた意味になるし、生まれた証拠になる。より多くの人に認知されて死にたい。

別に一般的な会社員等をしながら終える人生を否定するわけではないです。

でも僕にはそれが耐えられないだけです。

僕の曲が存在しなければ動かすことができなかった誰かの感情があったなら冥利に尽きるってもんです。 だから武道館でライブだ〜!とかお金を稼ぐぞ〜ていう目的で音楽はやっていませんが自分が生きた証明を構築していく上で武道館ライブや印税収入なども工程として入ってくるものであっては欲しいです。

逆にそういう工程を経ていかなければ、ただYouTubeに動画アップして誰にも認知されない〜→人生終了となりかねません(極論ですが)

だから僕の夢は自分の生きた証を作ることですが、それに「デカく有名になる」等の「手段」も付加します。 まぁつまりよくわかんないけど以上のことが僕が音楽をする原動力です。僕が僕である、有象無象ではない存在を証明しないといけないんです。

だからこれからも頑張っていきます。宜しくお願いします。