ども、めちゃ暇なので作曲における今までの経験をまとめます。
キャッチ―さ(覚えやすい)、音程、歌詞内容、音...etc.人気の曲には様々な心の琴線に触れるような要因がちりばめられています。一つずつ見ていきます。
キャッチ―さ、音程
これは当たり前ですが超大事で覚えやすさ、そして覚えやすいということは歌ってもらうことにも繋がります。
キャッチ―さと言っても色々あります。例えばフレデリックの「オドループ」やラッドの「前々前世」のような印象に残る短めのメロのリフレイン系。別の例ではYOASOBIの「夜に駆ける」の「沈みように溶けてゆくように~」という聞いただけでこれだ~となる超印象的メロの使用。
キャッチーさには音程が大きく関わります。そして大体の有名曲の印象的なメロディは一定の音程から大きく離れていて様々な音階を使用していることが多いです。「うっせえわ」や「廻廻奇譚」は一気に1オクターブを行き来するメロで最近話題になりました。
自由自在に高低差のある、しかし歌いやすく耳なじみのいいメロがキャッチ―さの鍵になっていると考えています。
歌詞内容
これについては作詞者の人生経験がものを言う世界だと感じます。共感しやすい歌詞。そんな表現方法があったのかと感嘆させる歌詞。美しくて何度も聞きたくなるような小説のような歌詞など様々あります。
普遍的な内容よりも特定できる詳細な内容の歌詞の方がぐっとくることが多いです(すごく個人的な意見)
例えば「あの日」という歌詞はよく出てきますがその「あの日」を詳細に説明して「君と商店街の喫茶店で話したあの日」とかてやると一気に情景が浮かぶと思います。
その、詳細な情報のさじ加減でロマンチックにも庶民的な内容にもできるので活用していくべきテクニックですね。
音
これはASMRに近いかもしれません。何度も聞きたくなる音、音の組み合わせも大事です。ツインギターのからみが気持ちよかったり、単純に楽器隊の音が良かったりしてリピートの機会の増加に繋がります。
そのためには充実したプラグインやより良い録音環境の構築、MIX、マスタリング等が重要になってきます。
ただこれはプラスアルファでもあると思っています。本当にいい曲はどんなに音質が悪くても、どんなに安っぽくてもメロや楽器隊のリフ等の音質以外の場所(楽譜に起こせる部分)が良ければ多くの人には刺さります。
音質や音が良ければ「音とかMIX悪いから聴くのや~めよ」って人が聞かずに去ってしまう事態を避けれるってだけの話です。
午後診が始まって少し忙しくなってきたのでこの辺で。
なんだかまとまりのない文になってしまった...!