患者さんがいない時に書く日記

趣味多めの薬剤師の暇つぶしブログ

勉強したい(国試合格までの体験記)

ども、結局今日は3名ほどの来局で終わりそうです。

 

なんだか、最近薬学の知識が抜け落ちてやばい気がする。

久々に青本引っ張り出して勉強でもするか...。

結構図書館とか好きだから次の暇な休みの日とか行こうかね。

おしゃれにカフェとかでも勉強してみるか......。

 

とにかく近いうちに薬理と薬治の青本一周しよう。

 

1年前の今頃は頑張って勉強していたな~。

朝8時に起きて9時前には大学の図書館へ行き

10時まで生協でパズドラをしながら朝ご飯......。

(ここで約束もしていないのにだいたい友人も合流する)

そこから昼まで勉強して昼は友人を誘って昼ご飯。

そこから夜19時くらいまで勉強してまた友人と夕飯。

そこから11時頃まで勉強...。

 

まあまあしんどかったけど友人と楽しく勉強できて今となってはいい思い出です。

珍しくコツコツ勉強したので焦って勉強することもなく

精神的にも穏やかな大学最後の1年でした。

といっても国試2週間くらい前からなかなか眠れない夜が多かったです。

今思うと軽い不眠症だったのかな~とかって思います。

自分で気づかないうちにやはりストレスは感じていたようですね。

 

ただ国試当日は全く緊張することもなく、休憩時間はジャルジャルのネタ動画を

見たりしてマッタリしていました。

1日目終わって解答速報で自己採点して合格を確信してからはさらにストレスフリーで

二日目を迎えることができました。

 

需要あるかわからないけど自分の薬剤師国家試験までの勉強計画を載せときます。

 

6年生

4月 薬理を始める(眺めて読み飛ばす感じ、広く浅くをイメージ)

1日100ページほど読んでいき毎日前日やったところを復習、2日後は1日前と2日前のところを復習。復習する際に次のページに書いてある内容が暗記によってだいたい予想できるようになってきたらその100ページ分の復習は終了。

問題も各章が終わるごとに解いていく。全選択肢理解して正解したら〇、消去法で正解したら△、のように2周目の時のためにマークを付けていく。

 

5月前には薬理1周目終了。次は薬物治療を同様の方法で進める。

がやる気がなくなる。

 

6月全国統一ステップアップ模試では薬理22点/40(全国平均19)と勉強の成果が出る。

(国立薬学部の模試の点数はこの時期は悪い傾向があるため全国平均より数点上なだけで学内で5位だった。)

(私立薬学部は強制的に国試対策の授業が6年生の春くらいの時期からあるため冬くらいまでは国立と比較して平均点は高い)

合計点数は無事死亡しているため薬理以外も頑張らねば!と奮起する。

また研究室で同期2人と騒ぎすぎた(研究室の机で卓球とかしていた)ため次の模試から学年30位以内を取らないと研究室出禁を言い渡される。

 

9/17の全国統一模試1に向けて本腰を入れる。

薬物治療は当初の計画(100ページとりあえず毎日読み飛ばしていく法)通り進める。

次にコスパのいい衛生に着手(ページ数が少ないわりに点数配分が高い)

薬剤も並行して進める。薬剤は前半のADME、中盤の計算、後半の製剤でだいぶ進捗スピードが変わった。

前半ADMEは各トランスポーターの名称、分布場所、駆動力等々機械的に暗記するだけ

でよかったが中盤の計算は計算式の成り立ちから理解する方が暗記量は減ると思い

毎日計算式をできるだけすべて導出するところから行って定着させていった。

初めは慣れなくてそのため時間がかかってしまった。

後半の製剤は単純に興味がなく自分的に面白くない範囲だったので時間がかかってしまったしあまり定着しなかった。

そんなこんなで9/17になり模試を受ける。

結果は薬理24/40(全国平均20)、衛生22/40(18)、薬剤23/40(16)......

薬物治療17/40(21)

と一番新しく勉強し始めた教科の中では好きな分野で自信があった薬物治療が平均以下でかなり落ち込む。

しかし勉強した他の教科は確実に定着していて総合点数(164点)での順位は22/58になり、なんとか研究室の退去を免れる。

薬物治療が悪かった原因としては勉強してから模試までの期間が空いてしまってい記憶が抜け落ちてしまっていたことによると考えられるため次の模試から模試の1週間前からは全教科の復習に時間を充てることを決意。

次に模試は11/19。

これに向けて法規、実務、物理、生物の勉強を始める。

実務はサクサク進むが法規、物理、生物がなかなか進まない!

法規は真ん中あたりのページ(もう内容さえ覚えていない)の市販後調査(GPSP)とかのところでこんがらがり飛ばす。

物理は理解できるが理解するのに時間がかかる。特に最後の方の試験法とかはなかなか覚えられなかった。

生物も最後の方の各臓器の働きのところで時間がかかる。

そんなこんなであまり勉強していても楽しくなかったが時間は流れ

模試1週間前になる。

1週間前から全教科(勉強が1周終わっている教科に限る)の復習を始めるも

余裕で間に合わない。

単純計算で1日500ページ以上復習することになるからそりゃそうだ...。

でほぼ徹夜(効率落ちるからあまりしたくはなかった)で模試本番を迎える。

結果は総合得点190で学内29位と本当にぎりぎり研究室残留を決めた。

周りの学生も勉強に本腰を入れ始めたようで自分の総合得点は伸びているが

順位が落ちるという事態になってしまった。

 

しかしとりあえず全科目1周は終わり、中には2、3周している科目もあるため、

あとは狭く深く勉強するだけとなりました。

(お気づきの方もいるかもしれませんが化学はまるまま捨てています。

なぜなら化学が嫌いというのとコスパが悪すぎるためです。)

 

次の模試は1/21。ここに照準を当ててひたすら復習。

厚生労働省のホームページに国試の過去問が大量に上がっているのでそちらも

解き始めました。

そして模試当日を迎え点数は236点で学内17位、全国では3468位/12478人と

余裕で合格する点数に到達しており、あとは記憶が落ちないように復習し、

まだ定着していない部分を丁寧に暗記していくだけとなりました。

このあたりで暗記していない箇所を青本から探して毎回復習するより紙にまとめた方が楽な量になったのでやっと書く勉強を始めました。

各科目、まだ暗記できておらず本番までに暗記可能であろう内容は大きめの紙の表裏×2くらいの量になりました。

(暗記に多大な時間がかかりそうなコスパが悪いところはばっさり切り捨てました)

それを毎日眺めつつ過去問を解く。

過去問で丸付けして気になったところを青本で見る+周辺知識をつける。

という感じで本番まで勉強していきました。

結局本番の点数は257点と概ね予想通りの点数になりました。

 

最後の模試で答えられたところはしっかり答えられるよう

記憶が抜け落ちないように復習しつつ+αの点数になるように暗記できていなくて

コスパがいいところを暗記するという作業を行っただけなので

数点伸びる程度だろうなーとは思っていました。

 

後悔としては4月くらいに生物も勉強しておけば薬物治療や薬理の勉強が

楽になっていただろうなーってことくらいです。

 

ぜひ参考にしてください~。